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【アメリカ駐在】猫と一緒にアメリカ移住 準備編

アメリカ駐在が決まり、1番心配だったことは猫を一緒に連れていけるかどうかでした。私は猫2匹を飼っており、夫が先にアメリカに行っていたため、1人で猫2匹を連れてアメリカへ行きました。

どのような手続きが必要なのか、出発当日はどんな様子だったかを紹介します!

  • 日本から出国するための手続き
  • アメリカへ入国するための手続き
  • 航空会社の手続き
  • 出発当日の流れ
目次

日本から出国するための手続き

マイクロチップの登録

猫のマイクロチップ登録は、2022年6月から義務化されているため、すでに登録されていると思います。もし登録されていない場合は、狂犬病の予防接種前に登録しておきましょう。出国申請の際に登録番号が分かる書類が必要になります。

狂犬病の予防接種

猫の場合も海外へ出国する際には狂犬病の予防接種が必要です。出国日の3か月前に1回、1回目の接種から30日後に2回目を打ちます。動物病院の先生に海外渡航のために必要だと話せば、猫にも必要だということをわかってもらえます。

狂犬病の抗体検査

狂犬病の予防接種を2回したら、抗体がちゃんとできているか確認するための血液検査をします。こちらは出国時には必須ではないのですが、日本へ帰国する際に狂犬病抗体検査をしてから180日間の待機期間が必要のため、日本にいるうちに検査をしておいた方がよいです。抗体検査を実施する施設は農林水産省指定の施設でなければいけないため、動物病院で血液を採取し、指定施設へ血液サンプルを郵送します。

抗体検査の有効期限は2年間なのですが、1度目の検査から180日経過しており、その間予防接種の有効期限を切らさないように打ち続ければ2回目の抗体価検査では180日の待機期間が不要になります。

動物検疫の申請

NACCSという申請サイトで出国前に動物検疫を行うための申請をします。申請の際にマイクロチップ登録証明書や狂犬病の予防接種証明書の画像を添付します。渡航便を入力する欄もありますが、まだ決まっていない場合は一旦空欄で申請し、後から連絡します。

申請をすると動物検疫所からメールが届き、申請内容に不備がないか確認をし、動物検疫所で検査をする日程の予約をします。動物検疫所は空港内にあるため、出国日当日に予約をしようと思ったのですが、万が一内容に不備があった場合や出国時間に間に合わない場合のことを考えて、私たちは出発の5日前に検査をしてもらうことにしました。

動物検疫所での検査

猫を連れて、各証明書の原本を持って動物検疫所に行きます。検疫所は空港内のCIQ庁舎とい建物内にあることが多く、予約を取った際にメールで検疫所までの地図を添付してくれていたため、その地図に従っていけば迷うことなく着くことが出来ました。

証明書の原本を見せ内容確認をした後、猫のマイクロチップの装着と登録番号を確認しました。日本帰国時の申請についても説明を受けました。

最後に検疫証明書と、ケージに取り付ける「Quarantined(検疫済)」というタグをもらいます。

日本出国の検疫証明書は帰国時も必要になるため、コピーまたは原本を大切に保管しておきましょう。アメリカの州によっては原本の提出を求められるようなので、日本帰国用にはコピーでも問題ありません。

アメリカへ入国するための手続き

移住先の州の条件を調べる

アメリカは移住先の州によって猫が入国するための条件が異なります。もしアメリカの別の州でトランジットして入国する場合であっても最終的な目的地(移住先)の州の条件を確認します。

私たちはイリノイ州に移住するため、“animal import to Illinois”と検索し、イリノイ州の条件を調べました。しかし、サイトの説明では分かりにくくメールで必要な条件について確認をしました。お役所仕事だし、アメリカだし、返信が遅いのではないかと思っていましたが、予想に反して翌日には丁寧な返事をしてくれました!

イリノイ州の条件

イリノイ州の条件は下記の通りで、日本からの出国準備を整えておけば特に問題ありませんでした。

  • ウイルス性の病気にかかっていないこと
  • 狂犬病の危険性が高い地域からの入国でないこと(日本は問題ありません)
  • 生後16週以上であること
  • 狂犬病の予防接種2回(2回目は1回目から30日以上経過後に打つ)
  • 上記の条件を満たしていることを証明するHelth certificateの提出(検疫所で発行される検疫証明書でOK)

日本の動物検疫所で検疫証明書を受け取ったら、検疫証明書をスキャンしてPDFをメールでIllinois Department of Agriculture Service(イリノイ州の農林水産省のような組織)に送りました。こちらの書類は入国前~アメリカ入国後30日以内にメールで送付する必要があります。イリノイ州の場合は、原本を提出する必要はありませんでした。

航空会社の手続き

航空会社の規定を確認する

航空会社によっては、猫を客席に連れていくことが出来る場合もあります。日本-アメリカ間だとデルタ航空だと猫を客室に連れていけたのですが、日本からシカゴまでの直行便がありませんでした。少しでもフライト時間を短い方が猫の負担が少ないだろうと考え、デルタ航空を使うのは諦めました。また、客席に連れていく時には1人につき1匹までだったため、私1人と猫2匹だったこともあり諦めるしかありませんでした。

JAL/ANAの場合は、航空会社規定の大きさのケージに入れて空調の効いた貨物室で預かってもらいます。

1便に対して預けられる頭数が限られているため、飛行機の予約をする前に航空会社に予約予定の便で猫を預けられるか確認しましょう。

猫の会員登録

JALの場合、猫もJAL会員として登録することができます。登録をすると、1~2週間ほどで会員カードが届き、猫もマイルを貯まり家族全員のマイルと合算することができます。

出発当日の流れ

チェックイン

通常の飛行機に乗る時と同じようにチェックインカウンターへ行き、荷物と一緒に猫のケージを預けます。航空会社のスタッフがケージをネットでくるみ、預かってくれました。

JALの場合は、猫を預けるための申請書がHPで取得できるため、事前に記入しておきチェックイン時に渡しました。検疫証明書もその時に見せました。

成田空港で乗り換え

私の場合は中部国際空港から出発し、成田空港で乗り換えがありました。乗り換え時は一度猫を受け取り、再度チェックインが必要になります。(荷物はそのままシカゴまで預かってくれます)

ここで問題だったのが、乗り換え時間が1時間半しかなかったことでした。出発時刻の30分前には搭乗開始だったため、実質1時間もない状況でした。時間が短いということで、飛行機を降りて荷物受取場に着いたらスタッフの方がチェックインカウンターと保安検査場まで誘導してくれることになりました。

再度チェックインをする際に、再び検疫証明書の確認をし猫を預かってもらいました。ここで「DCDありますか?」と聞かれました。初めて聞く単語に焦りましたが、DCDというのは犬の場合に必要な申請書類で猫は不要なものでした。

チェックイン後に猫輸送料として1匹4万円を支払い、保安検査場へ向かいました。予定搭乗時間は過ぎていましたが、出発が遅れていたため何とか間に合いました。

猫と一緒に乗り換えがある方は十分に時間の余裕を持つことをオススメします!

シカゴ・オヘア空港に到着

アメリカに到着し入国検査を通り過ぎると、荷物受取場にたどり着きます。ここで自分の乗った便の荷物レーン付近のスタッフに猫を預けていることを伝えると、猫がいるところへ案内してくれました。

荷物受取場の隅にポツンとケージが置かれており、『誰かが持って、待っていてくれていたわけじゃないのか、、、』と正直びっくりしました。(さすがアメリカです。。。)ケージを覗くと、2匹とも周りをキョロキョロ見ていて緊張している様子でしたが元気そうで、心底安心しました。

猫を受け取ったらレーンに流れてくる自分の荷物を受け取りましたが、ここでまた問題がありました。それは、荷物が多すぎて1人で運べないということです。夫は先にアメリカに来ており、到着出口で待ってくれていましたが、そこまで1人で運ぶのも到底無理でした。困っていると、スタッフのアメリカ人が声をかけてくれて運んでくれる人を呼んであげると言ってくれました!!「お金がかかるけどいい?」と聞かれましたが、助けてくれるだけでありがたいので、すぐ了承し到着出口まで荷物を運ぶのを手伝ってもらいました。ちなみに、かかった金額は20ドルです。

到着出口に出る前に税関があり、そこで検疫証明書を見せようとしましたが、「Dog or Cat?」と聞かれ、Catと言うと書類を確認することもなく、あっさりOKとなりました!

犬の検疫検査は厳しいようですが、猫に対してはかなり緩いみたいです。

そして、無事夫と合流し猫と一緒にお家に着くことが出来ました!

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