
夫のアメリカ駐在が決まり、帯同することになりました。アメリカに引っ越す前にやったことをまとめたので、海外に移住する方は参考にしてください!
ちなみに、我が家の家族構成は、私・夫・猫2匹です。日本ではマンションを購入し住んでいました。
渡航半年前~3か月前準備
- パスポート申請
- ビザ申請
- マンション(持ち家)の売却/賃貸の契約 or アパート退去連絡
- 車の売却
- 駐在配偶者の退職準備
- 予防接種
- 人間ドッグ・必要な治療を済ませる
- アメリカの銀行口座開設
- アメリカのクレジットカード&家族カードの申し込み
- 海外送金サービスの契約
- 不用品の整理
- 猫の渡航準備
渡航1か月前
- 日本の銀行口座の解約/維持手続き
- 証券口座の解約/維持手続き
- 保険の海外渡航手続き
- 携帯電話番号を維持する手続き
- アメリカのSIM準備
- 日本のクレジットカードの事前更新、住所変更
- 電気/ガス/水道/インターネットの解約連絡
- NHKの解約連絡
- アメリカに持っていく物の整理
- JAL/ANAの赴任サービスの申請
渡航1週間前
- 転出届提出、在外選挙人証明書の取得、マイナンバーカードの継続利用申請
- 戸籍謄本の取得
- 運転免許証の事前更新、国際免許証の取得
- 現地通貨の両替
- 荷物の梱包
- 郵便転送サービスの申請
渡航半年前~3か月前
- パスポート申請
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パスポート申請には受け取りまで2週間ほどかかります。ビザ申請の際に必要なので早めに申請しておきましょう。パスポート申請には以下の持ち物が必要です。
・戸籍抄本/謄本(本籍地が遠方でも住民票のある市役所で取得できます)
・住民票の写し
・証明写真(縦4.5cm×横3.5cm)
コンビニのプリントサービス等で画像から証明写真が作れますが、背景の壁に凹凸がある場合も背景に模様があると判断されて、パスポートの証明写真としては使えませんでした。
・本人確認書類(免許証、マイナンバーカード等)
・申請料金(現金)
- ビザ申請
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駐在員の会社が家族分もまとめて申請してくれます。会社から書類を渡されて必要事項を記入し提出します。これまでの学歴、職歴、アメリカ渡航履歴、SNS情報など個人情報を細かく記載します。
そして、アメリカ大使館(東京/大阪)で3分程度の簡単な面接をして、必要書類とパスポートを提出して、問題がなければ10日ほどでパスポートにビザが添付されて郵送で返却されます。
面接は待ち時間も含めると1時間ほどかかりました。面接官はアメリカ人ですが、最初に日本語と英語どちらがよいか聞かれました。夫が仕事内容や駐在の目的を聞かれ、私は夫との関係とアメリカ渡航歴を聞かれました。
- マンション(持ち家)の売却/賃貸契約 or アパート退去連絡
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私たちはマンションを購入していたので、売却をするか賃貸として貸し出すか検討し売却することにしました。
売却を選んだ理由は別の記事で紹介します。
売却するにあたり、3社の不動産会社に相場を見積もりしてもらい、1社と専属専任媒介契約を結んで売却活動をしてもらいました。売却までの流れも別の記事で詳しく説明しますが、売却開始から4か月で購入者が決まり、そこから受け渡しまで1か月ほどかかりました。
アパートの場合は、契約書に記載の時期までに退去連絡をしましょう。
- 車の売却
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車を売却し、自動車保険の解約をします。車を手放す場合は「中断証明書」を発行することで、等級を最大10年間維持し、将来再契約時に引き継げます。
駐車場の契約をしている場合は、解約の手続きも忘れずに行いましょう。
- 駐在配偶者の退職準備
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退職は業務引継ぎのことも考えて2~3か月前には連絡をすることが望ましいです。私は有給休暇が30日ほど残っていたので4か月前に連絡し最後の1か月は有休消化にしました。退職をする際には、健康保険の変更(夫の扶養に入る手続き), 確定拠出年金の移換手続き, 持ち株の売却/解約, 失業保険の延長申請が必要になります。事前に必要な手続きを確認しておきましょう。各手続きの詳細は別の記事で紹介します。
- 予防接種
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駐在員の会社から予防接種の案内が来て、指定の病院で予防接種をします。アメリカの場合は、A型肝炎, B型肝炎, 破傷風, 風疹麻疹の予防接種をします。過去の予防接種記録を確認するため、母子手帳があれば持っていくようにしてください。
駐在期間が長い場合は3回接種が必要になりますので、早めに予防接種の予約をすることをお勧めします。
私は駐在まで半年なかったため、3回目は一時帰国時に打つことにしました。
1回接種 2回接種 3回接種 A型肝炎・B型肝炎 必要 1回目から1か月後
1~2年有効1回目から半年後
5~10年有効破傷風 必要 不要 不要 風疹麻疹 血液検査の数値が低い場合 1回接種後も、血液検査の数値が低い場合 2回接種後も、血液検査の数値が低い場合 - 人間ドッグ・必要な治療を済ませる
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会社から渡航前に人間ドッグを受けさせてもらえることになったので、人生初の人間ドッグに行ってきました。
アメリカの医療費は高額で、保険に入っていても一時的に自腹で払い後から保険金を受け取るというシステムなので、もし治療が必要なことがあれば渡航前に済ませておくことをお勧めします!
私は幸い検査結果は問題ありませんでした。
自己負担で歯医者で歯の掃除だけ渡航前に行いました。
- アメリカの銀行口座開設
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三菱UFJ銀行のサービスで日本にいる間にアメリカのU.S.bankの口座開設をすることが出来ます。
開設できる条件はこちら!
・三菱UFJ銀行の口座を持っている
・アメリカのビザを取得している
・90日以内に渡航予定である
開設までに1~2か月ほどかかるので早めに申請をしましょう。英語のやり取りも三菱UFJ銀行が仲介をしてくれますので、英語に自信がない方でも安心して手続きができます。アメリカで口座を開設するには、まずSSN(ソーシャルセキュリティナンバー)という日本のマイナンバーのようなものを取得する必要があるため、事前に日本でU.S.bankを開設しておくと便利です!
- アメリカのクレジットカード&家族カードの申し込み
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日本のクレジットカードを使うと海外利用手数料と為替手数料がかかるので、アメリカのクレジットカードを作ります。基本的にアメリカでクレジットカードを作るにはクレジットヒストリー(クレヒス)というアメリカでのクレジットカード利用履歴の実績が必要ですので、まずはクレヒスが無くても駐在員であれば作れるJAL/ANAどちらかのクレジットカードを作ります。
駐在妻は働いていないため、クレジットカードを作れないので、家族カードもしくはジョイントカードを作ります。ジョイントカードであれば、駐在妻もクレヒスを構築し将来的に個人のクレジットカードを作れるようになりますが、申請するための必要書類の準備に時間がかかるため、まずは夫がANA/JALのクレジットカードを作るときに家族カードも一緒に申し込んでおくとよいです。
- 海外送金サービスの契約
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日本の銀行口座でも海外送金を行うことが出来るところもありますが、手数料が高いところがほとんどなので、海外送金サービスを契約しておきましょう。
オススメは、WISEというサービスです。海外送金とデビットカードと利用できるカードがセットになったサービスです。手数料が安く、どの国でも使えることがオススメの理由です。
下記に紹介リンクから登録すると、紹介された方は最大¥75,000までの手数料無料の送金か、無料のカードを選ぶことができます。
- 不用品の整理
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フリマサイトで不用品を出品し、不用品を処分しました。本や服などの小物は「メルカリ」に出品し、家具家電やキャンプ用品などの大きな物は近隣の方と直接受け渡しができる「ジモティー」に出品しました。
最終日まで使う物や運び出すのが大変な物は、出発日前日に処分買取業者に家具・家電等を引き取ってもらいました。処分買取業者に頼む場合も、直前ですと依頼したい日の予約が埋まっている場合があるので、早めに見積もり依頼と引取日の予約をしておくことをオススメします。
- 猫の渡航準備
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猫と一緒に日本から海外に渡航するためには、渡航先の条件を満たし、日本の動物検疫所で検査して検疫証明書を取得する必要があります。ネットで「Animal international import to 〇〇(渡航先の国名)」で調べると農林水産省のような組織のサイトに詳細が載っています。
アメリカは州によって条件が異なり、イリノイ州の場合は下記の条件です。
- ウイルス性の病気にかかっていないこと
- 狂犬病の危険性が高い地域からの入国でないこと(日本は問題ありません)
- 生後16週以上であること
- 狂犬病の予防接種2回(2回目は1回目から30日以上経過後に打つ)
- 上記の条件を満たしていることを証明するHelth certificateの提出(検疫所で発行される検疫証明書でOK)
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日本から出国する場合は、マイクロチップの証明書や狂犬病の予防接種証明書、その他渡航先で必要とされる条件の証明書を用意し、NACCSという動物検疫のサイトから申請をします。申請後に動物検疫所からメールが届き、申請内容に不備がないかの確認と検査日の予約をします。動物検疫所は空港内にあり、当初は出発日に検査をしてもらおうとしましたが、出発日が土日で検査員の人数が少なく検査に時間がかかってしまうかもしれないこと、万が一不備があった場合に当日に証明書を受け取れない可能性があることから、出発の5日前に検査をしてもらいました。検疫所の検査は、出国10日前から当日までの間に行う必要があります。
検疫証明書をスキャンしてPDFをメールでIllinois Department of Agriculture Service(イリノイ州の農林水産省のような組織)に送りました。こちらの書類は入国前~アメリカ入国後30日以内にメールで送付する必要があります。
航空会社にも予約時に猫を預けることを伝えましょう。JALの場合は、ペットの会員証を作成し家族マイルとしてペット分もマイルを貯めることができます。
渡航1か月前
- 日本の銀行口座の解約/維持手続き
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アメリカでは、日本の確定申告のような申請の際に、日本の口座情報も全て申告する必要があります。申告の手間を減らすため、使用していない銀行口座は解約をしておきましょう。
また、地方銀行やネット銀行は海外に移住する場合は口座は解約してくださいというところが多いです。大手銀行でも海外移住時は口座維持に手数料がかかる場合もあります。
そんな中、一部サービスを除いて無料で口座維持できるのが、三菱UFJ銀行の口座です。海外ダイレクトというサービスを使うと月300円かかりますが、こちらのサービスは使わなくても十分だと思います。詳細は別の記事に記載します。振込では50万円以上の場合には、ワンタイムパスワードが必要になりアプリで確認できるのですが、海外ではアプリが正常に動かない可能性があるので、ワンタイムパスワードカードというカード端末を日本にいる間に申し込んでおくとよいでしょう。こちらも無料で入手することができます。
- 証券口座の解約/維持手続き
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私は楽天証券でNISAの積立や株の購入をしていました。証券会社によっては海外移住の場合は解約しなければいけない場合もあるようです。
楽天証券の場合は、申請をすると5年間であればNISA口座も維持することができます。その間、株や投資信託の売却はできますが、購入は一切できません。また米国株は売却もできないので申請をする前に売却しました。出国手続き申請をすると、その日から出国日まで取引が一時禁止となり、購入も売却も一切できなくなるので注意してください。
申請の際には、書類に日本国内の代理人住所(実家等)の記載と、代理人の直筆サインと印鑑が必要です。実家が遠方の方は早めに申請をして書類を受け取るようにしましょう。
5年経過後の年末まではNISA口座が維持されますが、その後は自動で一般口座に移されてしまいます。そのため、その前に売却をするか、帰国していれば帰国申請をします。
- 保険の海外渡航手続き
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アメリカで入院や手術、万が一の不幸があった場合でも、日本の生命保険/医療介護保険から保険金を受け取ることが出来ます。詳しくは契約の保険会社に確認いただく必要がありますが、英語の診断書と領収書を提出することで申請できます。
いざという時にスムーズに申請が出来るように、保険会社に海外移住の連絡をし住所変更(代理人の住所登録)等の手続きをしておきましょう。
- 携帯電話番号を維持する手続き
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日本に一時帰国した際の連絡手段としても、様々な契約情報の電話番号として使い続けるためにも、日本の携帯番号は維持しておいた方がよいです。
大手キャリアで電話番号維持サービスがありますが、月々数百円~千円ほど手数料がかかります。
そこで、オススメはキャリアをpovoに変更することです!povoは必要なギガ数やサービスをトッピングしていく契約スタイルで、180日に1回以上トッピングをすれば契約を継続することが出来ます。1番安いトッピングでは300円程度のものもあるので、180日間300円で電話番号を維持できることになります。
- アメリカのSIM準備
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渡航後にアメリカの携帯会社と契約をするまでの間使えるように事前にSIMを購入しました。ネットでSIMカードタイプを購入する場合は余裕を持って注文しておきましょう。eSIMを購入する場合はメールで情報の受信するだけで済むものもありますので、その場合は渡航1週間前でも十分間に合います。
- 日本のクレジットカードの事前更新、住所変更
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クレジットカードの住所変更先を実家などにして郵送物を受け取ってもらえるようにしましょう。有効期限が迫っている場合など事前に更新がしたい場合は、本人からクレジットカード会社に電話で連絡が必要です。更新時も審査があるため、連絡してから届くまでに2週間ほどかかります。
私は楽天カードとエポスカードを持っているのですが、楽天カードは次の更新まで11か月以内でないと事前更新が出来ませんでした。エポスカードは有効期限の期間にかかわらず事前更新できますが、更新料として1000円かかりました。
- 電気/ガス/水道/インターネットの解約連絡
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光熱費の解約手続きを行います。ガスの場合は、オートロックのあるマンション等では当日立ち合いが必要になる場合もあるので、ガス会社に早めに連絡し予約をしておきましょう。
- NHKの解約連絡
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NHKの受信料を1年単位で払っている場合、解約をすると次の支払い月までの差額分を返金してくれます。
電話で連絡をし、家族全員で海外に引っ越すと伝えると解約申請の書類が郵送されてきます。
- アメリカに持っていく物の整理
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アメリカへの荷物輸送方法は、海上便・航空便・渡航飛行機の預け荷物/機内持ち込み荷物です。
届くまでの時間は、その時の海外情勢や輸送会社によって異なりますが、アメリカの場合、海上便は3か月ほど、航空便は1週間ほどかかります。駐在員の会社規定によってどのくらいの量を運べるのか異なると思いますが、私の場合は海上便は6㎥のコンテナ1つ分(段ボール10~15箱と家具)、航空便は20kg(段ボール3箱)程度でした。
早いうちに、どの荷物をどの方法で持っていくか考えておくことをオススメします。
- JAL/ANAの赴任サービスの申請
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渡航時の航空会社がJAL/ANAの場合、海外赴任サービスに登録しておきましょう!
私はJALを利用したので、JALの説明を簡単にします。
このサービスに登録しておくと、追加でマイルがもらえたり、無料預け荷物追加、空港までの荷物郵送、ホテル前泊などから好きなサービスを選べたりとお得なサービスを利用できます。
まず会員登録と家族の会員情報の紐づけ(ファミリークラブに登録)をし、赴任サービスの申し込みをします。赴任サービスは出発日の2週間前までに申し込みが必要です。
ファミリークラブは赴任前であれば無料で登録できますが、赴任後だと1000マイルかかってしまいます。我が家の場合は夫がANAで先に出発し、後から私がJALで行くことになりました。ファミリークラブ登録時に夫を本会員にで登録したところ、JALの方から電話がかかってきて、まだ日本にいる私(妻)を本会員にし夫を家族会員にすれば無料で登録できると教えてくれました!
渡航1週間前
- 転出届提出、在外選挙人証明書の取得、マイナンバーカードの継続利用申請
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日本で引っ越す時と同様、転出届を出します。その際に在外選挙人証明書を取得しておくと、日本で選挙がある時にアメリカの日本大使館/領事館で投票をすることができます。マイナンバーも継続利用申請ができ、国外でもマイナンバーカードを使用してe-tax利用の確定申告などができます。
- 戸籍謄本の取得
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アメリカ移住後に、SSN(Social Security Number : 社会保障番号)を取得する必要があります。SSN申請の際に、夫との婚姻関係を証明するための書類として戸籍謄本が必要になりますので、日本にいるうちに取得しておきましょう。
日本で取得し忘れてしまった場合は、アメリカから市役所に郵送申請をすることが出来ますが、郵送費と時間がかかってしまいます。
- 運転免許証の事前更新、国際免許証の取得
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運転免許証の有効期限が短い場合は事前更新をしましょう。住所のある都道府県の免許センターに行き、総合窓口で海外へ引っ越すため事前更新をしたいことを伝えれば案内してくれます。
申請に必要な持ち物は、パスポートと免許証、現金です。念のため海外移住証明のために、夫の赴任辞令の書類や航空券のe-チケットを持っていきましたが、私の自治体では特に提出は求められませんでした。(免許センターに行く前電話して必要書類の確認をオススメします。)
国際免許証も一緒に申請しましょう。こちらもパスポートと免許証、現金、そして証明写真が必要です。私の場合、証明写真は免許センター内にあったので、その場で撮りました。国際免許証は特に試験もなく、申請して当日受け取れます。有効期限は1年間ですので、アメリカに引っ越したらアメリカで免許を取得しましょう。日本の免許を持っていれば、1回実技試験を受けて合格すれば取得できるようです。
- 現地通貨の両替
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アメリカはキャッシュレス社会ですが、念のため100ドルほど両替をしました。空港の両替所はレートが悪いので、事前に駅前の両替所や銀行で両替することをオススメします。
- 荷物の梱包
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海外に荷物を輸送する場合は税関を通るため、荷物の中身を英語でリスト化して申請する必要があり、これがかなり大変でした。食料や植物性の物は輸送できないため、禁止物を入れてないかよく確認して梱包しましょう。
- 郵便転送サービスの申請
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郵便局のホームページから、私と夫のそれぞれの実家に転送されるように郵便物転送サービスの登録をしました。転送サービスは1年間だけ有効なので、その間に転送で届いた場合は随時住所変更の手続きをしましょう。
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